妻の実家を二世帯住宅に新しく建て直すため日々奮闘している30代の男です。
このブログでは、その中で経験したことや感じたことを中心に発信していきます。
これから家を建てる方の参考になれば幸いです。
打ち合わせが本格的に始まると思っていたことと違うことがしばしばあります。
家は建築基準法に基づいて作るため好き勝手に作れません。
分かってはいますが正直【最初と言ってること違う!】って思ってしまいますよね。。
怒りたくなりますが、言っても構造に関しては変えられませんから何か違うアイデアを考えないといけません。
注文住宅を建てるには変えなくてはいけないと言われても、受け入れて最大限できることを考えることも大事になります。
良くないのは何も言わず打ち合わせ終わった後にぶつぶつ文句を言うことだと思います。引き下がらずにその場で対応しましょう。
でないと後で取り返しのつかないことにない後悔してしまいます。
偉そうに言っていますが、私はどうしても変えないといけない困った所がいくつかありました。
今回はその困った所をいくつかを紹介し、どう対応したのか綴っていきます。
注文住宅を建てるにはこんな苦労があるんだと思って最後まで見てください。
言われて困ったこと
納戸多すぎ問題
我が家は納戸扱いの部屋が多く家として申請が通らないと言われました。
※納戸とは採光などが不十分で居室と認められない部屋のことです。
たしかに当初6つ部屋がある中で4つ納戸扱いでした。多いですねぇ…
どんだけ物を置く家なんだよって感じですね。
納戸多すぎ問題を解決すべき考えられたのが
トップライトを付けて3階の部分の子供部屋を洋室に変更するというプランです。
このトップライトが結構高い!希望していないのに10万円ぐらい追加です。
ここは納得はできないところがありますが、部屋も明るくなるし悪いオプションではないので仕方がないでしょうという判断をいたしました。
とはいえそうなるなら事前に分かっていてくれよと思ったのが正直なところです。
一階の耐力に難ありのため耐力壁を増やす
これが一番困りました!
一階の耐力が駄目なのでいくつか柱を追加いたしました。
それも事前に確認してくれよー!と思いました。
一階は車を置くスペースを設けたため2階よりも狭いです。
柱一本の幅が致命的なのに結構増やされちゃいました。
さらに問題はだったのは玄関にも柱を入れないと駄目かもしれないということで、採光を取っていた大きな窓ガラスが半分になりそのせいで採光がNGになりますと言われたことです。
採光が取れないので今のリビングの広さだと採光NGでした。
そこでキッチンに垂れ壁という天井から垂れ幕みたいなっている壁で仕切ってなんとか逃れようとしました。
この問題に義母が難色を示します。
リビングは開放的にしたいという要望が強かった義母はため息交じりで半ばあきらめていました。
ただでさえ窮屈な思いをさせるのに悪いと思い素人なりに色々考えてみました。
考えすぎて謎の構造変更の修正案を書いたりしましたね。
それがこれ↓
もう何これ…我ながら大改造をしようとしましたね。見せていませんがこれで通せたのかな。
結果的に垂れ幕問題どうなったのか?
耐力OKで玄関の柱は足さなくても大丈夫なのでこのままで問題なし。
問題ないんかい!!!
…とりあえず問題ないから良かったけど後出しジャンケンが多い。
これからか注文住宅を建てる方にお伝えしたいのは、住宅は最初に決めた間取りよりも変わることもしばしばあります。
これは建築基準法に基づくので仕方がありません。
ですがそこで諦めないでください。
何か言わないとそのまま打ち合わせが進んでしまい後で後悔することになります。
設計も淡々と事実を伝えていますが、まじかよーと思い悩んでくれています。悩んでくれているはず。
駄目と分かっていても何かしら突破口が見つかるはずなので担当設計の方とよく相談してください。
今回は以上です。ありがとうございました!